Gallery|作品集
Artworks
〈たまもの〉
2023年
ボロシリケイトガラス、マイクロビーズ
はじまりの砂時計。
〈身を隠したまひき〉
2024年
ボロシリケイトガラス、霊明神社清め砂
約355×80×370mm
「天地(あめつち)の初發(はじめ)の時、高天の原に成りませる神の名(みな)は、天之御中主神。次に高御産巣日神。次に神産巣日神。この三柱の神は、みな独神に成りまして、身を隠したまひき。」
『古事記』冒頭より
Collaborations
北欧家具と雑貨 Ru-Pu 様 コラボシリーズ"bære hygge"
北欧ヴィンテージ家具&雑貨のお店 Ru-Pu [↗]様とのコラボアイテム。
デンマーク語で「心地よさを身につける」という言葉を冠したシリーズ“bære hygge(ベア・ヒュッゲ)”。
椅子を愛してやまない店主のために制作しました。まさに、椅子好きの椅子好きによる椅子好きのためのガラスジュエリー。
ペンダント・イヤカフ・リングの三種展開。
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 様 ロゴアクセサリー
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 [↗]は、2010年より京都市内で毎年開催している国際舞台芸術祭。
小池アイ子氏デザインによる「混沌とした世の中のぐにゃぐにゃと、ダンスやパフォーマンス、動きの軌道のぐにゃぐにゃ」「変化する社会や人の気持ちに寄り添って、柔軟で、変容する」ロゴマークを、硝子で立体的に描き、アクセサリーに仕立てました。
霊明神社 様 授与品〈刻守 -ときまもり-〉
「志の聖地」として名高い霊明神社 [↗]の授与品を制作させていただきました。
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昼と夜。晴れと雨。春夏秋冬。生と死。
一見単調な繰り返し。しかし、全く同じものがずっと続いてゆくのではなく、逆に全く新しいものが突然出てくることもありません。現在は常に過去あったものを引き受けながら新たに紡がれてゆきます。大切なのは、繰り返すたびに新しくなるということに気付くことです。循環は更新や継承も意味します。循環することで、その中で生きるものたちの生態系や技術が守られ、やがて永遠へとつながってゆきます。
循環する時間の象徴である砂時計。くびれの部分は現在を表します。流れ落ちるお清めの砂が、今この刻(とき)を祓い清め、来たる未来を清浄な心持ちで迎え入れる手助けをしてくれます。
Ordermade
東京都 T.M 様 ガラスペン
シンプルで使いやすい形状のガラスペンをご所望でご依頼いただきました。
ペン軸には「藍色基調で螺旋模様を入れたい」ということで、色ガラスを組み合わせ、暗めながら暗すぎない複雑な青みを目指しました。
ペン先は8本溝の細字。全長は約13cmです。
京都市 E.S 様 プレゼント用のペンダント
「できるだけ小さく、大人っぽく、ジュエリーのようなガラスを」と、贈るお相手の方をイメージされてのオーダー。
お客様のデザイン画をもとに、全体にねじりを入れたデザインに仕上げました。
小さなガラス本体(約25×5mm)の存在を引き立てるため、チェーンとの接続部分が極力目立たないよう角度を調整し、金具もぎりぎりまで小さなものを使用。
チェーン素材はサージカルステンレス(SUS316)です。
包装は桐箱とし、ウッドバーニングで当工房ロゴマークを焼き入れました。